○政府委員(森下政一君) 昭和二十三年度一般會計豫算案及び昭和二十三年度特別會計豫算案につきましては、本會議におきまして、大藏大臣よりその大要を御説明いたしましたが、豫算委員會の御審議に當りまして、更に豫算案の内容について御説明申上げます。
本日の議題は昭和二十三年度一般會計豫算案及び昭和二十三年度特別會計豫算案でありますが、先ず第一にお諮りいたしたいことは公聽會の件であります。これは國會法第五十一條によつて開かなければならないことになつております。會期の關係上先般打合會で皆様の御了承を願つた通り、本月十七日、十八日に公聽會を開會いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
特別會計の數字は、昨日提案いたしまする各特別會計豫算案を、まつたく同一の數字ではないのでありまして、その特別會計豫算に對して若干檢討を加えまして、資金の不足額を算定して、ここに掲記いたしたようなわけであります。造幣局特別會計においては、當初一億八千萬圓の黒字でありまするが、追加豫算においては五千九百萬圓の赤字を出す。